自立したご夫婦での将来の施設入居を計画していた矢先、妻が脳梗塞で要介護3に。急な入居先探しをマイ介護ホームの入居相談サービスでお手伝いいたしました。妻が先行入居し、夫がゆくゆく合流する形での施設選びに至った事例です。
※プライバシー保護のため、実際の事例を一部変更しています。また、お名前はすべて仮名としています。

この記事でわかること
- 元気だったご夫婦の一方が急病になった場合の、緊急での入居先探しの進め方
- 介護度が異なるご夫婦が「まずは一人が先行入居し、後から合流する」という選択肢の考え方
- 自立棟と介護棟が併設された施設のメリット
- お試し入居プランを活用した施設選びのポイント
こんな状況でお悩みの方に
- 将来のために自立型施設への入居を考えていたが、急な病気で状況が一変してしまった
- 介護が必要になった配偶者に合わせると、もう一方の配偶者には入居のタイミングが早すぎる
- 退院までに間に合う形で、急いで入居先を決める必要がある
- 通院のしやすさや、お子様が面会に通いやすいエリアも重視したい
このようなお悩みを持つご家族から、実際にいただいたご相談を事例としてご紹介します。
ご相談の背景
・ご相談者様:入居者ご本人(夫:和幸様)
・ご入居予定者様:妻 昌子様(80代・要介護3)/夫 和幸様 (80代・自立)
・お探しのエリア:神奈川県横浜市
ご夫婦ともに自立して過ごされていた80代のご夫婦のご相談です。昌子様には持病がありましたが、お元気に日々を過ごされていました。
「80代になると入居費用の負担が軽くなる」というお話をご友人から聞き、「お互いに80代になったら、将来は自立型の施設に入ろうね」とご夫婦で人生設計をされていた矢先の出来事でした。
昌子様が脳梗塞で倒れられ、一命は取り留められたものの、要介護3の状態に。退院に向けて、急ぎで入居先を探す必要が生じました。
ご希望条件
- 急いで入居できること
- ご夫婦一緒に入居できること
- 昌子様の持病の薬をもらっている病院に通院可能なエリアであること
- お子様が通いやすいエリアであること
- ご予算に合うこと
昌子様の持病があり、「通院中の病院に通いやすいエリアであること」が絶対的な条件でした。また、急いで入居したいという一方で、もともとゆっくりと施設探しをしていこうと考えていた矢先のことでしたので、「夫婦で入居でき、快適な住環境で住み心地にもこだわりたい」というお気持ちも強いご様子でした。
方針の転換 ― 「夫婦同時」から「先行入居+後日合流」へ
当初は、ご夫婦一緒に入居できる施設を中心に探されていました。
しかし、要介護3で持病もある昌子様に合わせた施設は、自立している和幸様が入居するには時期尚早と感じられる施設が多く、「退院に間に合う形で、急いで入居先を決める」という一番の目的が果たせないという課題が見えてきました。
そこで相談員は、まずは昌子様が先行して入居し、ゆくゆくは和幸様も同じ施設に合流するという方針をご提案いたしました。和幸様もまずは昌子様の落ち着き先を決めたいとこの方針に賛同してくださいました。
介護度の異なるご夫婦の場合、「同時に」ではなく「時間差で」入居するという選択肢を持つことで、急を要する状況にも対応しやすくなります。
選ばれた施設
最終的に選ばれたのは、ご自宅から近く、自立棟と介護棟が分かれている施設でした。この施設を選ばれた決めては以下の4点でした。
- 自立棟が併設されているため、施設全体の雰囲気に活気があった
- 家具付きの居室で、退院後すぐに入居可能だった
- 病院やご自宅からも近く、通院や面会がしやすい環境だった
- 1年単位のお試しプランがあり、まずは入居してみて施設との相性を見極められる点も安心材料になった
とくに、家具付きですぐに入居できる点と、お試しで様子を見られる1年プランは、「急いで決めなければならないが、ミスマッチも避けたい」という和幸様のご不安に応える決め手となりました。
ご入居の結果
昌子様は後遺症にあわせた個別のリハビリを受けながら、少しずつ施設の生活に馴染んでこられています。
和幸様は今後、同じ施設の自立棟へご入居される予定で、現在はご自宅の処分をゆっくりと進めていらっしゃいます。将来的にはご夫婦で同じ施設の中で、それぞれのペースで暮らしていく計画です。

この事例からわかる、施設選びのポイント
| 確認ポイント | チェックすべき内容 |
|---|---|
| 入居のタイミング | 夫婦同時にこだわらず、先行入居・後日合流という選択肢があるか |
| 棟構成 | 自立棟と介護棟が併設され、状態の変化や配偶者の入居に対応できるか |
| 入居のスピード | 家具付き居室など、退院に合わせてすぐに入居できる体制があるか |
| お試し利用 | 短期・年単位のお試しプランがあり、じっくり相性を見極められるか |
| エリア | 通院先や家族の生活圏からの距離、面会・通院のしやすさ |
急な発病によって「将来の計画」が前倒しになるケースは少なくありません。介護度の異なるご夫婦の場合、無理に同時入居にこだわらず、「まずは一人が入居し、状況を見ながらもう一方も合流する」という段階的な選択肢を持っておくことが、スムーズな入居につながります。
まとめ
今回の事例は、自立したご夫婦が思い描いていた将来の入居計画が、妻の急な発病によって一変し、「夫婦同時」ではなく「先行入居+後日合流」という形で、急を要する状況に対応した事例です。
自立棟と介護棟が併設された施設や、お試し入居プランの活用により、急ぎながらもミスマッチを避けた入居先選びが実現しました。マイ介護ホームでは、こうした急な状況の変化にも寄り添いながら、ご夫婦それぞれの今とこれからに合った施設選びをサポートしています。お困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。
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よくある質問
Q. 夫婦一緒に入居したいと考えていましたが、一方が急病になった場合、必ず同時入居を目指すべきですか?
A. 必ずしもそうとは限りません。まず介護が必要な方が先行入居し、状況を見ながらもう一方が合流するという進め方もあります。
Q. 自立棟と介護棟が併設された施設のメリットは何ですか?
A. 身体状態が変化した場合でも、住み替えをせずに同じ施設内で介護棟へ移行できる点が大きなメリットです。また、自立棟が併設されていることでレストランやプールなどの共用部が充実し、入居後の生活満足度が高まりやすい傾向にあります。
Q. お試しで施設に入居できるプランはありますか?
A. 施設によっては1年単位などのお試しプランがあり、まず入居してみて施設との相性を見極めることができます。体験入居は多くの施設で実施されており、実際の雰囲気を確認した上で入居を決めることが可能です。
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ご紹介した事例のように「退院にあわせて、急いで夫婦で入居できる施設を探しています。でも、なるべく良い施設を見つけたいです。」というご相談は、非常に多くいただいております。
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