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やる気喪失?高齢者のリハビリでモチベーションを上げるコツ
2016/11/10 介護ニュース
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リハビリにおいて大切なのは本人のモチベーションです。やる気がなければ何事も前進しません。しかし高齢者は体力の衰えのため、モチベーションが下がりやすくなっています。ここでは高齢者がリハビリを行う時にモチベーションを上げる方法について、ご紹介します。

やる気喪失?高齢者のリハビリでモチベーションを上げるコツ

リハビリに一番大切なことは何でしょうか? それは「本人のやる気」いわゆる“モチベーション”です。
特に高齢者は治癒が遅く体力も落ちているため、リハビリまでに時間がかかりモチベーションを維持できない人も珍しくありません。

ここでは、高齢者へのリハビリに向けたモチベーションを上げる方法をご紹介します。

リハビリを成功させるために

リハビリをする上で、モチベーションを維持することは最大の課題です。
特に自宅でのリハビリでは、高齢者本人が強い意識を持ち、どれだけリハビリを持続できたかが、生活の自立度や生活に対する満足度に大きく影響するのです。

しかし、自宅で専門知識のある理学療法士がリハビリ指導をしてくれる環境であることは少ないですよね。
自らの意志で、自分で決めた目標に向かってトレーニングする力を身につけるが必要になります。

初めからやる気がなかったわけではない

施設で専門家の指導を受けている人でも、モチベーションが下がってしまうことがあります。
初めはやる気があったのに途中から積極的でなくなった場合、何が原因なのでしょうか?

それは、行き詰まったり失敗した時に立ち直る力「レジリエンス」が弱いためと考えられます。
レジリエンスとは心理学で「精神的な回復力」「困難に打ち勝つ心の力」「挫折から回復、復元する弾力性」を意味しています。

リハビリでモチベーションを維持するには、このレジリエンスを高めるコツを知っていることが大切です。

レジリエンスを向上させるには

・柔軟性のある思考
どんな状況でもネガティブな面だけを見ることなく、ポジティブな面を探せることが大切です。
また、物事を注意深く観察し、短所は長所になることもあるという点に気づけるスタンスも必要です。
目の前の失敗に囚われすぎると、くじけやすくなってしまいます。
たとえ失敗してもできた点や見えてきた課題に注目するなど、柔軟に対応するとよいでしょう。

・感情に気づく
レジリエンスには「自分の感情に気づく」ことが大切です。
誰でも失敗や不運が身の回りに起きたときは気分が沈みますよね。
このときに感情を整理する“ラベリング”をすることで気分をより早く回復させられるのです。
例えば、今頭の中でモヤモヤしているものに対し「これは悲しみだ」「これは嫉妬だ」などと名前を付けて整理していきます。
そうすることで不定形だった問題が形として見えるようになり、次に向かうことができるようになります。

・気晴らしをする
ラベリングの後は「気晴らし」をしてその感情の落ち込みから離れるようにしましょう。
「気晴らし」には以下の4つがあります。

(1)運動系:体操、ウォーキングなど
(2)音楽系:好きな音楽を聴くなど
(3)呼吸系:ヨガや瞑想など
(4)筆記系:日記や手紙など

この4つを不安な時や、やる気がない時に実施することで気持ちが楽になります。
自分の落ち込みを整理し、気晴らしすることで、立ち直り方を冷静に考えることができるのです。



意欲を高めるには?


意欲を高いまま維持するには、似た目標を持った仲間と一緒に運動すると効果的です。
イギリスの研究機関が行った調査では「同じ目的を持つパートナーと運動に取り組むと、その運動を継続しやすい」という結果も得られています。
全く同じ目標である必要はなく、できるだけ似た境遇の仲間の方が打ち解けやすく、お互いがかけ替えのない支えとなるはずです。

もちろん、家庭での支えも大切です。応援してくれる人「サポーター」がいると逆境にも耐えることができ、早く気分を回復しやすくなりますよ。
ご家族にリハビリで落ち込んでいるような高齢者がいらっしゃる場合、ぜひ参考にしてみてください。

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