軽費老人ホーム(ケアハウス)とは

  1. 軽費老人ホーム(ケアハウス)とは
  2. 入居条件は
  3. 施設・設備について
  4. 日常生活について
  5. 入居するためにかかる費用
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軽費老人ホームとは、60歳以上(夫婦の場合、どちらかが60歳以上)で身の回りのことは自分でできるが、自立した日常生活を過ごすのが不安、家庭の事情等により家族と同居困難な方向けの入居施設です。有料老人ホームに比べて低料金で入居しやすくなっていますが、入居条件を満たす必要があります。

軽費老人ホーム(ケアハウス)とは

軽費老人ホームとは、60歳以上(夫婦の場合、どちらかが60歳以上)で、身の回りのことは自分でできるが、身体機能の低下等で自立した日常生活を過ごすことに不安がある方、身寄りのない方、家庭の事情等により家族との同居が困難な方が入居するための施設です。その名の通り国や自治体からの助成があるため、比較的低料金で入居できる施設といえます。
一方で、施設によっては常時介護が必要な状態になった場合、特別養護老人ホームや介護付有料老人ホームなどへ移らなければならないことは事前に理解しておきましょう。

受けられるサービス内容としては、基本的には生活をサポートすることが役割ということもあり、食事・入浴・生活支援・緊急時の対応となっています。

軽費老人ホームには3タイプ(A型、B型、ケアハウス)ありますが、2008年にケアハウスの類型に統一されています。現在は、「軽費老人ホーム」と言えばほとんどがケアハウスのことを指しています。

※注)ケアハウスは、「一般型施設」と特定施設入居者生活介護の指定を受けている「介護型施設」があります。

軽費老人ホーム(A型、B型、ケアハウス)の違い

基本的に受けられるサービス内容や入居条件は同じですが、もちろん異なる点はあります。
例えば、軽費老人ホームのA型とB型では食事サービスの有無が大きな違いといえるでしょう。A型は施設内に食堂が併設されているため食事の提供があり、B型は自炊が基本となります。ちなみに、ケアハウスは食事の提供がある点では軽費老人ホームのA型とほぼ同じです。

ケアハウスの中でも特定施設入居者生活介護の指定を受けている「介護型施設」では、生活援助や身体介護がサービス内容に含まれています。そのため、要介護重度の方でも入居可能な点は、A・B型と違いますね。
その違いもあってか、保証金で軽費老人ホーム(A型・B型)では数十万円程度、ケアハウスでは数十万円〜数百万円もの開きがあるようです。また、A・B型に比べて月額費用も高くなっています。

ケアハウスの「介護型施設」へ入居するためには、ある程度の経済力が必要といえるかもしれません。十分に比較検討したうえで、入居される方に適した施設選びをしましょう。

入居条件は

60歳以上の単身者または、夫婦のどちらかが60歳以上であることが前提にあり、家庭や家族の事情で自宅生活が困難な方が対象となります。一方で、常に介護が必要な方や自立して生活できない方は、前述の通り入居できない施設もあるので注意が必要です。その他、施設によっては伝染病などの疾患がない、身元保証人がいるなど個別の条件もあるようです。

ケアハウスの「介護型施設」へ入居希望する場合には、「要介護度1以上の65歳以上の高齢者」が条件となっていますので、注意してください。また、入居にあたっては、軽費老人ホームを認可している自治体の住民が優先されることも覚えておくとよいかもしれませんね。
詳しい条件については、入居希望または検討されている施設へ確認するようにしましょう。

施設・設備について

ケアハウスの施設内は、施設種類(A型、B型、ケアハウス)で大きな違いは無いようです。バリアフリーになっていて、車椅子でも生活しやすいように配慮されています。基本的に居室は個室タイプで、洗面所やトイレ、収納スペース、簡単な調理設備が設けられています。主なサービス内容は食事提供と安否確認、入浴のサポートなどで、浴室は共同、又は浴室付きとなっています。
施設によっては夫婦用の2人部屋が用意されている場合もあります。

日常生活について

ケアハウスは他の介護施設とは異なり、自宅と同じような生活を送るための施設です。そのため、基本的には入浴や食事、洗濯、掃除などの日常生活を自分で行います。また、サークル活動やレクリエーションなどを行っている施設も多いようです。
「特定施設入居者生活介護」の指定された施設では、24時間体制で介護サービスを受けることが可能です。また、指定を受けていない施設でも個別に在宅介護サービスを受けられます。

入居するためにかかる費用

軽費老人ホーム(A・B型・ケアハウス)では、初期費用として保証金がかかる場合があります。敷金のようなもので、退居する際の清掃・修繕費や家賃滞納時の補填分に充てられます。地域や施設などにより異なるようですが、数十万円程度が相場のようです。残金については、基本的には返金されるようになっています。
一方、ケアハウスの保証金は数十万円から数百万円が必要な施設もあります。

その他では、生活費と介護サービス費がかかってきます。生活費の内訳は居住費やサービス提供費、日常生活費、食費などです。
※A型・B型・ケアハウスどのタイプも、保証金不要の場合がありますので施設に確認するようにしましょう。

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