シニア向け分譲マンションとは?設備や費用、サービス付き高齢者住宅との違いも解説!
- 老人ホーム・介護施設の種類
- 2023/06/16

シニア向け分譲マンションとは、民間事業者によって販売・運営されているバリアフリー設計の分譲住宅です。
主に自立した生活ができる高齢者が入居し、生活サービスや緊急時の対応サービスを受けることができます。
また、フィットネスやレクリエーション施設といった共有スペースが充実しているので、高齢者が安心して楽しく暮らすことができます。
- シニア向け分譲マンションとは
- シニア向け分譲マンションの設備内容・サービスは?
- シニア向け分譲マンションとサービス付き高齢者住宅の違いは?
- シニア向け分譲マンションの入居条件は?
- 入居にかかる費用は?
- シニア向け分譲マンションを選ぶ際のポイントは?
- 老人ホームを探している方へ…「MY介護の広場 老人ホームを探す」にご相談ください!
シニア向け分譲マンションとは
バリアフリー設計の高齢者向けの分譲住宅
シニア向け分譲マンションとは、民間事業者によって販売・運営されている高齢者向けの分譲住宅です。略して『シニアマンション』と呼ばれるケースもあるようです。
一般的にバリアフリー設計で、スタッフや看護師が常駐、家事サービスなどの生活支援を付随していることが特徴としてあげられます。
主に自立した生活ができる高齢者が入居し、コンシェルジュによる生活サービスや緊急時の対応サービスを受けることもできます。
今は元気に暮らせても、いつ介護が必要になるか予想できず不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近では、シニア向け分譲マンションのように、今から生活サポートが受けられる住まいに移った方が安心、という高齢者の方も増えてきているようです。
シニア向け分譲マンションの設備内容・サービスは?
高齢者が過ごしやすい設備環境が整っている
シニア向け分譲マンションは一般の分譲マンションのように独立した住戸になっていて、専有部には台所、水洗トイレ、収納設備、洗面設備および浴室が備えられています。
特徴としては、住戸内はできるだけ段差を少なくしたバリアフリー構造で、手すりやベンチなどの設置、車椅子が使いやすい廊下幅の確保や引き戸などが採用されています。物件によっては緊急コールボタンも浴室やトイレ等に設置されているでしょう。
そのほか、大浴場や専用のレストラン、娯楽室等があったり、診療所や訪問介護事業所が併設されていたりする物件もあり、病気になった時や介護が必要になった時でも安心できます。
居室の広さは、1人暮らし向けの1LDKタイプから夫婦それぞれのプライベートスペースが持てる2LDKなど、物件ごとに異なります。
シニア向け分譲マンションの設備は、分譲価格に応じて内容が変わります。
どのような設備があったら快適に過ごすことができるか、自分に合った物件を選びましょう。
可能であれば見学などに行かれてみるのもよいかもしれません。
シニア向け分譲マンションとサービス付き高齢者住宅の違いは?
大きくは『契約方式や費用面』で違いがある
シニア向け分譲マンションと似ている施設に、サービス付き高齢者向け住宅があります。
どちらもシニア向けのサービスが充実した施設ですが、その違いについてわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大きな違いとしては、シニア向け分譲マンションでは契約方式が『所有権方式』となっています。一方でサービス付き高齢者住宅は『賃貸借契約』となります。
シニア向け分譲マンションは分譲マンションの一種なので、入居時に高額な費用がかかります。新築であれば、数千万円から数億円に及ぶ例も。
その分、資産となるため、退去時には売却することが可能です。
一方のサービス付き高齢者住宅は、賃貸住宅の一種です。
入居一時金や敷金などの初期費用を納めれば、かかる費用としては月の家賃が基本です。
シニア向け分譲マンションに比べると、費用面は安くあがりますが、資産にすることはできません。
入居を検討する際は、以上のように賃貸・分譲の違いも理解したうえで、初期費用の予算や日常生活をイメージした際に必要なサービスや施設があるかなど、総合的に比較しながら決めるのが良いでしょう。
サービス付き高齢者住宅については『サービス付き高齢者住宅とは』でも詳しく紹介しています。こちらも参考にしてみてください。
関連記事
シニア向け分譲マンションと高級老人ホームの違いについても、以下ページで費用や入居条件で比較しながらで紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
>> シニア向け分譲マンションと高級老人ホームの違いを費用や入居条件で比較
シニア向け分譲マンションの入居条件は?
基本的には、自立した生活ができる高齢者が入居の対象
シニア向け分譲マンションでは、基本的に自立した生活ができる高齢者を対象としています。
その他、物件によっては『伝染病などの疾患がない』『身元引受人がいる』など、独自の入居基準を設定しているところもあります。
また、介護が必要になった際は、外部の訪問介護などを利用することになるため、マンションのスタッフが介護や認知症ケアに対応することはありません。
将来的に認知症の発症や重度の要介護認定を受けた場合、日常的な医療的ケアが必要になった場合を考え、介護付有料老人ホームなどへの住み替えも視野に入れておく必要性があるでしょう。
なお、シニア向け分譲マンションでは、年齢制限や身体状況の変化による理由で退去を求められることはありません。
入居にかかる費用は?
購入費用は数千万円〜数億円、月々の費用として数十万円かかる
シニア向け分譲マンションの入居費用は、通常のマンション購入時と同様です。月々の入居費用を支払うのではなく、住宅ローンなどを利用して購入することになります。
値段も通常のマンションと同等かそれ以上の場合が大半で、場所や設備による違いはあるものの、購入費用が数千万円〜数億円、月々の費用が数十万円程度となっています。
そのほか、購入費用に加えて月々の管理費、修繕積み立て費、提供サービス利用にかかった利用料などが上乗せされます。
シニア向け分譲マンション購入を検討する場合は、不動産会社で販売されているケースも多いので、問い合わせてみるとよいでしょう。
購入資金はちょっとハードルが高いという方は高齢者向けの賃貸物件などを探してみるのも一つの手段です。
シニア向け分譲マンションを選ぶ際のポイントは?
費用面以外もよく確認する
シニア向け分譲マンションの購入を検討される際は、費用面だけで選ぶのではなく将来的なことも踏まえて検討されることをおすすめします。
入居後に『生活しづらい』と後悔しないようにしたいもの。施設・設備面などもよく確認したうえで施設選びをしてみてください。
また、シニア向け分譲マンションだけでなく、サービス付き高齢者住宅や、費用に余裕のある方は、高級老人ホームも併せて情報収集されると良いかもしれません。
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