住宅型有料老人ホームとは?施設の概要や介護付きとの違い、入居条件、施設での生活、費用を解説!
- 老人ホーム・介護施設の種類
- 2022/09/13

高齢者向けの住まいとして注目される住宅型有料老人ホーム。食事や安否確認、生活相談サービスを提供する施設です。施設としては生活支援をおこない、介護が必要な場合は外部サービスを利用します。
この記事では、その概要から介護付き有料老人ホームとの違い、気になる入居条件や施設での生活、そして費用について詳しく解説します。
自分らしい暮らしを続けたい高齢者の方、またそのご家族にとって、最適な住まい選びのヒントとなる情報をお届けします。
- 【住宅型有料老人ホーム】とは?
- 介護付き有料老人ホームとの違い
- 認知症や医療的ケアの対応について
- 入居条件について
- 施設・設備について
- 日常生活について
- 入居にかかる費用
- 住宅型有料老人ホームの選び方のポイントは?
- 住宅型有料老人ホーム以外の施設もお探しの方へ
- 老人ホームを探している方へ…「MY介護の広場 老人ホームを探す」にご相談ください!
【住宅型有料老人ホーム】とは?
食事・安否確認・生活相談サービスを提供する高齢者向けの施設
住宅型有料老人ホームは、栄養バランスに配慮した食事の提供、見守りや安否確認、そして日常生活におけるさまざまな相談に対応する生活相談サービスを提供する施設です。
介護が必要な場合は、訪問介護など外部の介護事業所と契約してサービスを受けます。
介護付き有料老人ホームとの違い
住宅型有料老人ホームと介護付き有料老人ホームの違いは、施設が直接介護サービスを提供するかどうかです。
介護付き有料老人ホームは施設に所属する介護スタッフが介護サービスを提供しますが、住宅型有料老人ホームは、基本的に施設に併設された訪問介護事業所に所属する介護スタッフが介護サービスを提供します。
またその影響から、適用になる介護保険サービスの種類も異なります。
介護付き有料老人ホームは施設サービスとしての介護保険サービスが適用され、住宅型有料老人ホームは、自宅で在宅介護を受けるのと同様、訪問介護など居宅介護に関する介護保険サービスが適用されます。
以上のように、住宅型有料老人ホームでは、必要な介護サービスを選択して利用できるため、介護度の低い方は、介護付き有料老人ホームよりも安価な費用で入居できるメリットがあるでしょう。
認知症や医療的ケアの対応について
認知症や医療的ケアの対応は、施設によって大きく異なる部分です。
訪問介護事業所だけでなく、訪問看護事業所やデイサービスなどを併設する住宅型有料老人ホームは、看護師を常駐させるなど、重介護が必要な方や難病の方を積極的に受け入れている傾向です。
入居予定者が重たい疾病などを抱えている時は、住宅型有料老人ホームのなかでも、手厚いケアに対応可能な施設を選択するとよいでしょう。
入居条件について
住宅型有料老人ホームの入居条件は、施設によって異なりますが、一般的には以下の条件を設ける施設が多い傾向です。
・介護度: 自立の方から要介護の方まで幅広く受け入れている施設が多い
・その他: 認知症の方の受け入れや疾病について条件を設けている場合あり
詳細な入居条件については、各施設に直接確認することが重要です。
施設・設備について
住宅型有料老人ホームの施設や設備は、入居者の快適な生活をサポートするために整備されています。一般的な設備としては、以下のようなものがあります。
・食堂: 入居者同士の交流の場ともなる食堂で、栄養バランスの取れた食事が提供されます。
・浴室: 大浴場などの共同浴室のほか、介助が必要な方が入浴できる機械浴、居室にバスルームが備えられている施設もあります。
・談話スペース、カフェコーナー: 入居者同士が交流したり、くつろいだりできるスペースです。
・その他: 健康管理室、機能訓練室、洗濯室、理美容室などが併設されている施設もあります。
施設によっては、娯楽室やシアタールームを設けているなど、趣味活動やレクリエーションのための設備が充実しているケースもあります。
日常生活について
住宅型有料老人ホームでの日常生活は、基本的に入居者の自主性を尊重した形でおこなわれます。
入居者の生活が楽しく豊かなものとなるように、レクリエーションやイベントといったアクティビティを用意する施設がほとんどです。
また、自立の方が多く入居する施設では、外出や外泊も自由なケースが見られます。
・外出、外泊: 基本的に自由ですが、事前に施設への届け出が必要となる場合があります。
入居にかかる費用
住宅型有料老人ホームに入居するためには、主に以下の費用がかかります。
・月額利用料: 毎月支払う費用で、家賃、管理費、食費、水道光熱費などが含まれます。外部の介護サービスを利用した場合は、介護保険サービス費自己負担分(1~3割)が別途かかります。
・その他費用: 個人の嗜好品や消耗品、医療費などが別途必要になります。
費用は施設や居室の広さ、設備、サービス内容などによって大きく異なります。施設選びの際は、複数の施設を比較検討するとよいでしょう。
なお、住宅型有料老人ホームのほか、老人ホームの種類別の費用については、『【老人ホーム費用丸わかり】入居料金相場・月々の平均費用・年金で足りる?すべて教えます!』の記事でも紹介しています。こちらもぜひご覧ください。

住宅型有料老人ホームの選び方のポイントは?
希望条件に近い施設を複数比較検討する
ここまでお伝えしたとおり、同じ住宅型有料老人ホームでも、受け入れ体制や設備などが各施設で異なります。
「地域・予算・食事やレクの内容・本人の身体状況」といった諸条件と照らし合わせながら、できる限り複数施設で比較検討することをおすすめします。
入居者本人にとって最適な施設を探していきましょう!
住宅型有料老人ホーム以外の施設もお探しの方へ
有料老人ホームはほかにも種類があり、施設形態によってサービス内容もさまざまです。
施設別の内容をまとめたページを以下に紹介しますので、こちらもぜひご覧ください。
施設形態 | 紹介ページ |
---|---|
介護付き有料老人ホーム | 【介護付有料老人ホーム】とは? |
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) | 【サービス付き高齢者向け住宅】(サ高住)とは? |
新規オープン(予定)の施設!
今後オープン(予定)の施設についても、以下ページで紹介中です。
老人ホームを探している方へ…「MY介護の広場 老人ホームを探す」にご相談ください!

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「MY介護の広場・老人ホームを探す」では、老人ホームの紹介実績豊富なプロの相談員が入居相談に応じています。
費用・入居予定者の方の身体状況・希望条件などを多角的にヒアリング。その方に最適な老人ホームをご紹介します。
なお、相談サービスはすべて無料。相談員が入居までマンツーマンでサポートいたします。
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