高齢者の介護オムツ 【かぶれ対策の4つのポイント!】

  1. 介護おむつ交換について動画で紹介!
  2. 摩擦を避ける
  3. オムツ交換について
  4. 皮膚のケアを心がける
  5. かぶれた後のケア
  6. 「かぶれ」がひどくなったら?
  7. ご家族での介護が難しい場合は?
  8. 在宅介護をするなら、介護職員初任者研修で知識とスキルを身につけるのがおすすめ
  9. 介護のお役立ち情報を随時配信!
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高齢者の介護で、オムツを交換の際にトラブルになりやすいのが皮膚の「かぶれ」です。「かぶれ」は放置してしまうと、深刻な事態に陥ることもあります。 この記事では、オムツかぶれを防止するためのポイントについてまとめています。介護に携わる方は、是非参考にしてください。

介護おむつ交換について動画で紹介!

実際現場で働く介護職員による『おむつ交換』について、動画を紹介!
介護おむつ交換で難しい部分、失敗しやすい部分などを詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

在宅での介護が難しく介護施設をお探しの方向けに、ご希望に沿った施設のご紹介も行っております。ぜひお気軽にご相談ください。

摩擦を避ける

オムツの扱い方がポイント!

高齢者は皮膚が弱くなり、ちょっとした刺激にも影響を受け「かぶれ」を引き起こします。

尿のみのオムツ交換のときは、軽く拭いた後に
オムツの乾いている部分を【やさしく当てて、抑えるように装着】します。

お尻を拭く際に、強く擦って皮膚を傷つけてしまうと、赤味を帯びてしまい悪影響です。

オムツ交換について

小まめに交換しよう!

長時間お尻にオムツが密着していると、オムツの中が蒸れて、汗ばんだ状態になります。
そのままでいると、皮膚が空気に触れられない時間が長くなり「皮膚呼吸」を妨げます。

皮膚には、皮脂腺や汗腺という「外分泌腺」があり、それらが正常に活動することで体温維持などができます。

オムツ着用という不自然な環境で発汗を促し、蒸れが起きると皮膚トラブルに繋がります。

そのため、【オムツ交換を小まめにすること】が大切になります。

夜間帯に注意!

オムツを長時間着用するのが「夜間帯」です。
寝る前に一度交換を行い、可能であれば深夜に数回交換するのが理想的です。

食事や水分補給をしてから、何時間後に排泄・排尿に至るのか、 だいたいのタイミングを掴んでおくと、オムツ交換もスムーズにいくのではないでしょうか。

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皮膚のケアを心がける

入浴時に利用される石鹸は、皮膚への刺激が少ない「弱酸性」がオススメです。
お尻拭きや陰部洗浄剤を使う際は量にも注意し、化学物質でないモノを選びましょう。

お尻を拭いた後は、皮膚を乾燥させることで「かぶれ」を防げます。 湿り気のないサラサラの肌触りが自然な皮膚の状態です。

オムツを付ける前に「保湿剤」を塗ると、皮膚の免疫力を高める効果があります。

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かぶれた後のケア

かぶれてしまった患部には、抗炎症作用のある「軟膏」を塗るのが効果的です。

軟膏には、【ステロイド外用液、非ステロイド外用液】の2種類があります。

【ステロイド=強い薬】という認識をお持ちの方も多いかと思いますが、 ご自身の皮膚状態によって、使用する軟膏も変わってきます。

ステロイド外用液とは?

●抗炎症作用の効果は強め
●感染が原因の場合には使用不可
●長期の連用、広範囲への使用には注意が必要

炎症を抑える強さから「5段階」に分類。
症状が重いほど強いステロイド外用薬を使用。

5段階の分類とは?

●ストロンゲスト
●ベリーストロング
●ストロング
●ミディアム(マイルド)
●ウィーク

尚、医師に処方されたステロイド外用薬は指示通りに、 必要な量を必要な期間、必要な部位に使い続けることが大切になります。

非ステロイド外用液とは?

●抗炎症作用の効果は弱め(軽症時に使用)
●広範囲への使用、長期使用の制限は特になし
●感染部位にも使用可能


【ステロイド】は、副作用が強いイメージから使用を怖がる方もいますが、 弱い薬を使用してなかなか治らず悪化したり、跡が残ったりするケースも考えられます。

その為、原因がハッキリしている場合には、【ステロイド】を使用することで 結果的に安全で確実に治療できるということも、覚えておくと良いでしょう。

「かぶれ」がひどくなったら?

医師に相談してみましょう!

高齢者がオムツを着用すると、それ以降も長期的にオムツの利用が必要になります。「かぶれ」がひどくなってしまうと、その後のケアも大変になり、介護者の負担もより大きくなってしまいます。ひどくなるようであれば、医師へ相談されることをおすすめします。

【オムツの着用=皮膚に新たな刺激を与える】
という認識を持った上で「かぶれ予防」を中心とした皮膚のケアに努めていきましょう。

高齢者が快適でいられるよう、細やかなケアを行き渡らせることで 高齢者自身も、心身ともに穏やかな時間を過ごせるようになるはずです。

※是非、介護を行う際の参考にしてください!

ご家族での介護が難しい場合は?

老人ホームへの入居検討も!

もし、ご家族での介護が難しい場合は、老人ホームへの入居をご検討されてみてはいかがでしょうか。
MY介護の広場入居相談室では、ご希望条件に沿って、ご紹介しております。

【ご希望条件:例】
●ご希望エリア
●ご希望金額
●入居の条件
●入居の時期  など

『MY介護の広場』相談窓口まで

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在宅介護をするなら、介護職員初任者研修で知識とスキルを身につけるのがおすすめ

要介護者を介助していくには、介護職員初任者研修の修了で知識・スキルを身につけることをおすすめします。
家族の介護をするといっても、何が正しいのかはなかなか分からないもの。

介護職として実際に働く方も受講する介護職員初任者研修を受講することで、実際の介護の正しい知識を学ぶことができます。

現在おこなっている家族のケアや仕事と両立できるのか不安な方の参考になるよう、以下にて介護職員初任者研修を実際に受講したスタッフの声を紹介しています。

働きながらでも介護の資格(介護職員初任者研修)は取れる?実際に修了してわかったこと
(学びと資格の情報サイト「BrushUP学び」)

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