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実は多い!「老人性うつ」の原因と特徴
2016/05/02 介護ニュース
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心の風邪とも言われているうつ病ですが、平成23年の厚生労働省の発表によれば、日本にはおよそ95万人を越えるうつの患者がいるとのことです。さらに産業医科大学の中村純名誉教授の発表によれば、15人に1人以上の人間が生涯に一度はうつ病にかかるとも言っています。日本の社会問題ともいえるうつですが、実は高齢者の中にもうつ病に苦しんでいる方が多いのです。このぺージでは「老人性うつ」の原因と特徴、そして治療などについてご紹介します。

日本における「老人性うつ」の割合

うつ病と聞くと、仕事や慣れない育児、人間関係に苦労をして患う人を思い浮かべるのではないでしょうか。
サラリーマンや主婦の方がかかるとイメージする人も少なく無いと思います。

しかし厚生労働省が2008年に発表した「男女年齢別総患者数」のグラフを見てみると、60代70代女性の患者数がいずれも10万人を越えており、年齢性別毎の患者数の中でもっとも多いことが分かります。

また、年齢別でみると60代70代のうつ患者数は合計で35万人以上でした。
30代40代のうつ患者の合計数37万人と比べても、少なくないことが分かります。

「老人性うつ」の原因

「老人性うつ」は患者の数と共に、社会にも徐々に浸透し始めています。
かの有名な俳優、武田鉄也さんも自身が「老人性うつ病(エイジング・ロー)」にかかったことを告白しました。

では、どのようなことが原因で「老人性うつ」は発症するのでしょうか。
実は、「老人性うつ」は心身の複合的な要因で起こります。
つまり、どんな些細なキッカケも、「老人性うつ」の原因になりえるるということです。

中でも多い原因として、以下のようなものが挙げられます。

・仕事を辞めてすることがない

・配偶者(パートナー)を亡くした

・ペットが亡くなった

・怪我や体調不良で外出する機会が減った

・子供が独立して夫婦だけの生活になった

このような原因から、「老人性うつ」は誰でもかかる可能性を持っていることが分かります。

「老人性うつ」の特徴

どんなことでもキッカケになり、誰でもなる可能性を持っている「老人性うつ」ですが、ではどんな特徴があるのでしょうか。

「老人性うつ」の特徴は、認知症に似通っていて混同されやすいことにあります。
例えば、「元気が無い」「ボーっとする」「趣味趣向への興味がなくなる」といった症状が共通しているのです。

さらに、「老人性うつ」は身体症状も多く見られます。
「頭痛」「めまい」「体の痺れ」「不眠」「腹痛」「胸の痛み」など、多くの症状が現れるのです。
しかし、これらの原因が「老人性うつ」であるため、病院にいって検査してもらっても何も異常が無いと判断されることも少なくありません。

以上のことから「老人性うつ」は発見が遅れてしまうことが多々あります。

治療と予防

認知症との判断が難しい「老人性うつ」の場合、少しでも様子が変だなと感じたら心療内科や精神科に見せることをおすすめします。
心療内科や精神科では「抗うつ剤」が処方されるほかに、生活習慣や食事などについても適切なアドバイスを受けることができます。

また「うつ」にならないための予防も重要です。「うつ」予防として、以前から運動が推奨されています。
さらに、新しいことを見つけて挑戦しつづけることも、脳に刺激を与えるのでうつ予防には効果的です。

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