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高齢者の背中が丸くなる「老人性円背(ろうじんせいえんぱい)」 どんな病気?
2019/11/21 介護ニュース
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人は年齢を重ねると身体が衰えてきます。
そうした衰えは外見にも変化をもたらします。

そのひとつが「曲がってしまった腰」です。
この状態を【老人性円背】(ろうじんせいえんぱい)と言います。

今回は、【老人性円背】になってしまう経緯・対策法などについてご紹介いたします。

【老人性円背】ってなに?

高齢者の背中や腰が「大きく曲がった状態」のことを指します。女性に多く見られます。

具体的な症状


● ひどい痛みを感じることは少ない
● 背筋を正す時は要注意!
(背筋の骨折、脊椎損傷に至ることも)

原因はなに?

骨密度が低い

骨密度は「加齢」によって減少することが既に確認されており、その減少率が男性よりも女性の方が大きいと言われています。

骨密度が低い状態で無理に力を入れると「圧迫骨折」を誘発します。

「骨粗しょう症」は要注意!


● 痛みを特に感じない
●「骨折」した実感がない

上記のまま、次第に腰が曲がっていきます。
本人は、自然な老化現象という認識を持つかも知れません。

治療法はあるの?

カルシウムの摂取

カルシウム摂取を心がけ、骨を丈夫にすることで「圧迫骨折」を防げるようになります。

ビタミンD・マグネシウムはカルシウムの吸収を良くする作用があるため、一緒に摂るとより効果的です。

筋肉をほぐす、適度な運動

背中が曲がった状態で無理に背筋を伸ばそうとすると、さらに悪化する恐れがあります。
そのため、上半身の筋肉・骨格をほぐす運動を取り入れていきましょう。

ムリのない範囲で、胸を張ったり背中を伸ばしたりする動きを行い、可動域を広げていくのが効果的です。

サポート器具の活用

正しい姿勢を保つため、コルセットやサポーターを活用するのも良いでしょう。

また、背中が曲がってしまったお年寄りの骨盤と背骨を支え、楽な姿勢で座らせてくれる椅子もあります。

ご家族様と一緒に探してみるのも良いですね!

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介護をするときの注意点

【老人性円背】において、痛みが出る箇所は「首回り・腰回り」です。

実際に介護をする際は、痛みのある箇所に注意を払いながらゆっくり行いましょう。
身体に力が入る動きの際には、サポートをしながら、背中に負担がかからないように注意!

【老人性円背】になると、腰をかがめた姿勢になるので視界が低く、上部への注意が疎かになりがちです。

歩行の際は上部への注意を払い、室内では頭上に物を置かないようにしましょう。

最後に

【老人性円背】は、高齢者特有の症状ではありますが、それだけに予防もできます。

日頃からカルシウムを多く摂ることで、骨密度を高くするように食生活を心がけ、 適度な運動を行い「身体を鍛える意識」が必要です。

「いつまでも元気でいてほしい」というご家族の思いが、高齢者をやる気にさせ、 病気の予防に対して、より一層の関心が強くなります。


もし、ご家族での介護が難しい場合は、老人ホームへの入居をご検討してみてはいかがでしょうか。
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