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高齢者の背中が丸くなる「老人性円背(ろうじんせいえんぱい)」 どんな病気?
2018/07/26 介護ニュース
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人は年齢を重ねると身体が衰えてくるもの。そうした衰えは外見の変化にもつながります。そのひとつが「曲がってしまった腰」です。そうした状態を「老人性円背」と言います。今回は老人性円背になってしまう経緯や対策法などについて紹介していきます。

高齢者の背中が丸くなる「老人性円背(ろうじんせいえんぱい)」 どんな病気?

歳を重ね身体が衰えてくると身体の外見にも変化が見られます。
しわや白髪は自ずと出てくるものですが、極端に腰が曲がっている高齢者を目にすることがあることでしょう。

この症状は老人性円背というものです。
どういう経緯でこのようになり、治療法はどんなものがあるのか解説します。

老人性円背とは?

高齢者の背中や腰が大きく曲がった状態のことを指します。
女性に多く見られ、脊椎の椎間板が変形したことで起きます。
他にも骨粗鬆症などの症状で弱くなった胸椎や腰椎に力が入ったときに圧迫骨折をして、その骨折を繰り返すことで次第に丸くなるのです。

症状としてはそれほど痛みを感じることはないですが、背筋を無理に正そうとすると背筋の骨折や脊椎損傷になります。
骨粗鬆症を伴っての圧迫骨折だと、痛みがなく骨折をしているとの実感がないまま腰が曲がっていきます。

このため本人は老化の自然な現象との認識を持つかもしれません。
また日常の生活で重いものを持ったり、尻もちをつくことで圧迫骨折をすることがあるので注意が必要です。

原因は?

加齢により骨に変形や摩擦が起き、骨密度が低くなることが原因です。
その状態で無理に力が入ったり、椎体を圧迫するような動きを取ったりすると圧迫骨折を引き起こします。
圧迫骨折を何度も繰り返すことで背中が丸みを帯びてくるのです。

治療法は?

カルシウム摂取を心がけ、骨を丈夫にすることで圧迫骨折を防げるようになります。
ビタミンDやマグネシウムはカルシウムの吸収を良くする作用があるので一緒に摂ると効果的です。

背中が曲がった状態で無理に伸ばすとさらに悪化する恐れもありますが、上半身の筋肉や骨格をほぐす運動が有効になります。
できる範囲でいいので胸を張ったり背中を伸ばしたりする動きで可動域を広げていく感覚です。

正しい姿勢を保つ目的でコルセットやサポーターをつけておくのも良いでしょう。

介護の際に注意する点

老人性円背で強いて挙げる痛みが出る箇所は首回りと腰回りです。
それぞれ変形が大きい場合に痛みを伴います。
介護をする際は痛みのある箇所に注意を払いながらゆっくりと行うようにします。
身体に力が入る動きのときは動作のサポートをして背中に負担がないようにしたいです。

老人性円背になると腰をかがめた姿勢になるので視界が低く、上部への注意が疎かになりがちです。
歩行の際の介護は上部への注意を払い、室内では頭上に物を置かないようにします。

老人性円背は高齢者特有の症状ですが、それだけに予防もできるものです。
日頃からカルシウムを多く摂り骨密度を高くするように食生活を心がけ、適度な運動で身体を鍛える意識が必要になります。

少しでも長く元気でいてほしいという家族の思いが高齢者をその気にさせ、病気予防に一層の関心を寄せることにつながるはずです。

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