高齢者の背中が丸くなる「老人性円背(ろうじんせいえんぱい)」 どんな病気?
- 介護に関するお役立ち情報
- 2023/11/17
人は年齢を重ねると身体が衰えてきます。
そうした衰えは外見にも変化をもたらします。
そのひとつが「曲がってしまった腰」です。
この状態を【老人性円背】(ろうじんせいえんぱい)と言います。
今回は、【老人性円背】になってしまう経緯・対策法などについてご紹介いたします。
【老人性円背】ってなに?
高齢者の背中や腰が「大きく曲がった状態」のことを指します。女性に多く見られます。
具体的な症状
● 背筋を正す時は要注意!
(背筋の骨折、脊椎損傷に至ることも)
原因はなに?
骨密度が低い
骨密度は「加齢」によって減少することが既に確認されており、その減少率が男性よりも女性の方が大きいと言われています。
「骨粗しょう症」は要注意!
●「骨折」した実感がない
上記のまま、次第に腰が曲がっていきます。
本人は、自然な老化現象という認識を持つかも知れません。
介護施設をご検討されている方へ
介護施設探しをご検討されている方は、以下よりお気軽にご相談ください。
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治療法はあるの?
カルシウムの摂取
カルシウム摂取を心がけ、骨を丈夫にすることで「圧迫骨折」を防げるようになります。
参考
高齢者が必要な栄養素を安全に摂れる「介護食」とその知識の身につけ方について、以下で詳しく紹介しています。
要介護者に毎日おいしく食事をしてほしい!「介護食」の知識を身につけられるおすすめ講座
(学びと資格の情報サイト「BrushUP学び」)
筋肉をほぐす、適度な運動
背中が曲がった状態で無理に背筋を伸ばそうとすると、さらに悪化する恐れがあります。
そのため、上半身の筋肉・骨格をほぐす運動を取り入れていきましょう。
サポート器具の活用
正しい姿勢を保つため、コルセットやサポーターを活用するのも良いでしょう。
また、背中が曲がってしまったお年寄りの骨盤と背骨を支え、楽な姿勢で座らせてくれる椅子もあります。
ご家族様と一緒に探してみるのも良いですね!
介護をするときの注意点
【老人性円背】において、痛みが出る箇所は「首回り・腰回り」です。
実際に介護をする際は、痛みのある箇所に注意を払いながらゆっくり行いましょう。
身体に力が入る動きの際には、サポートをしながら、背中に負担がかからないように注意!
【老人性円背】になると、腰をかがめた姿勢になるので視界が低く、上部への注意が疎かになりがちです。
歩行の際は上部への注意を払い、室内では頭上に物を置かないようにしましょう。
ご家族での介護が難しい場合は?
老人ホームへの入居検討も!
もし、ご家族での介護が難しい場合は、老人ホームへの入居をご検討されてみてはいかがでしょうか。
MY介護の広場入居相談室では、ご希望条件に沿って、ご紹介しております。
【ご希望条件:例】
●ご希望エリア
●ご希望金額
●入居の条件
●入居の時期 など
完全無料で、入居までをサポート!
専任スタッフにて「介護保険に関するご質問やご相談、介護施設の探し方など」をサポートしております。お困りの際は、お気軽に『MY介護の広場 入居相談窓口』までご連絡ください。
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