認知症保険とは?概要はもちろん、加入条件例や選ぶ際のポイントなども紹介します。

  1. 認知症保険とは?
  2. そもそも認知症とは
  3. 認知症保険のニーズが高まっている!?その理由は
  4. 認知症保険を選ぶ際のポイント・注意点は?
  5. ご家族で認知症患者の対応が難しい場合は
  6. 【主要エリア別】認知症の方でも入居可能な老人ホーム
  7. 認知症関連の記事を紹介!
  8. 介護のお役立ち情報を随時配信!
記事アイキャッチ

認知症保険とは、各保険会社などの対象・保障条件にもよりますが、一般的には『器質性認知症』と診断された場合に給付金を受け取れる保険のことです。急速に高齢化が進み長寿社会となっている中で、認知症患者も増えてきています。それに伴い、認知症保険への関心も高まっているようです。ここでは認知症保険を選ぶ際のポイント・注意点なども紹介します。

認知症保険とは?

認知症診断された際に給付金を受け取れる保険!

認知症保険は各保険会社などでの対象・保障条件にもよりますが、一般的には『器質性認知症』と診断された場合などに給付金を受け取れる保険のことです。尚、民間介護保険の一種ですが、認知症に特化した保険となっています。
認知症保険の種類によっては、高齢者向けに骨折治療の保障が含まれるもの、死亡時の保障が含まれるものもあるようです。また、軽度認知障害(MCI)が保障される保険もあるようです。

※補足
▼器質性認知症の例
アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症など

▼軽度認知障害(MCI)の例
アルツハイマー病による軽度認知障害、レビー小体病を伴う軽度認知障害、血管性軽度認知障害、前頭側頭葉変性症による軽度認知障害 など

※アルツハイマー病について 詳しくは『こちら』もご参考ください。

そもそも認知症とは

脳の神経細胞が壊れて起こる『理解力や判断力低下』の症状!

認知症とは『生後いったん正常に発達した種々の精神機能が慢性的に減退・消失することで、日常生活・社会生活を営めない状態』のことを言います。尚、後天的原因により生じる知能の障害であるため、知的障害(精神遅滞)とは異なります。
認知症診断に最も用いられる診断基準のひとつが、アメリカ精神医学会によるDSM-IV-TRです。DSM-IV-TRの認知症の診断基準について、紹介します。
認知症について詳しく知りたい方は『こちら

▼DSM-Ⅳ-TRによる認知症の診断基準
◎多彩な認知障害の発現。(以下2項目があり)
・記憶障害がある
・認知機能の障害
(失語、失行、失認、遂行機能障害のうちの一つ以上)がある
◎上記の認知障害は、その各々が社会的または職業的機能の著しい障害を引き起こし、病前の機能水準から著しく低下している。
◎その欠損は、せん妄の経過中にのみ現れるものではない。

認知症患者の家族介護でのご相談はこちら

認知症保険のニーズが高まっている!?その理由は

認知症になった場合の高額な介護費用への備え・対策!

日本では急速に高齢化が進み長寿社会となっている中で、認知症患者数も増えています。厚生労働省にて公表されている『発表都市部の高齢化対策に関する検討会報告書』によると、認知症患者数は2010年時点では280万人程でしたが、2020年には410万人、2025年には470万人に及ぶと推測されています。
特に、認知症と診断された場合には、一般的な介護費用負担に比べて2倍以上になることもあるようです。そのため、認知症に関する不安や危機感を持つ方も増えていて『認知症保険』という商品のニーズにもつながっているのではないでしょうか。

認知症患者の家族介護でのご相談はこちら

認知症保険を選ぶ際のポイント・注意点は?

【ポイント.1】給付の条件は要チェック!

どの認知症保険においても、給付を受けるには『器質性認知症』の診断結果が必要となります。その上で、それぞれの認知症保険では+αの条件が組み込まれています。事前に給付条件については、しっかりと確認されることをおすすめします。

給付条件の例)
・器質性認知症、且つ意識障害のない状態において見当識障害があると診断確定していて、その状態が180日継続したとき。
・器質性認知症と診断確定+日常生活自立度判定基準のランクⅢ以上の判定、且つ要介護1以上と認定されたとき。

※尚、すべての認知症が保障の対象ではない点も事前に確認が必要です。

保障の対象となる認知症例:
・アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性認知症のみ保障の対象
・日常生活自立度基準のランクⅢ以上と判定された場合を保障の対象 など

【ポイント.2】保険金給付のタイミングは異なる場合あり!

認知症保険に加入後認知症になったとしても、すぐ保険金が支払われるという訳ではありません。前述でもご紹介した通り、認知症と診断され、且つ加入した認知症保険の諸条件満たしたときに保険金が給付ためです。「認知症の症状が一定期間継続していること」という条件が決められている場合があります。多くの場合、認知症の症状が90日~180日継続した際に保険金の支払いがあります。認知症保険を選ぶ際には、保険金が給付されるまでどの程度のタイムラグがあるのかもチェックされることをお勧めします。

【ポイント.3】加入済み保険との重複は無いか!

認知症保険は、認知症に係わる保障以外にも医療保障や死亡保障が含まれている場合があります。既に医療保険や死亡保険に加入されている場合には、保障内容で重複が無いかチェックしておくと、負担費用の無駄を防ぐことができるでしょう。

認知症患者の家族介護でのご相談はこちら

ご家族で認知症患者の対応が難しい場合は

『MY介護の広場』相談窓口まで

認知症による介護により施設探しのご相談方など、お困りの際はお気軽に『MY介護の広場 入居相談窓口』までご連絡ください。

【主要エリア別】認知症の方でも入居可能な老人ホーム

認知症の方でも入居可能な老人ホームについて、主要エリア別でご紹介させて致します。こちらもご参考頂ければと思います。

関東エリア

主な都道府県
東京都 神奈川 千葉 埼玉

※その他、介護付有料老人ホームをお探しの方は『こちら』もご参考ください。

近畿・中国エリア

主な都道府県
大阪 兵庫 京都 広島

※その他、介護付有料老人ホームをお探しの方は『こちら』もご参考ください。

九州エリア

主な都道府県
福岡

※その他、介護付有料老人ホームをお探しの方は『こちら』もご参考ください。

認知症関連の記事を紹介!

認知症に関する記事をまとめました。併せて、こちらも参考にしてみてください。

介護のお役立ち情報を随時配信!

姉妹サイトのLINE公式アカウントにて配信中

『MY介護の広場』の姉妹サイトである『介護の資格最短net』では、介護関連の資格情報を中心に、介護のお役立ち情報も配信しています。

「スタッフが厳選!おすすめの有料老人ホーム情報」
「介護関連の用語まとめ」
「介護施設への入居時にかかる費用はどのくらい」 など

介護に関するお役立ち情報をお届け♪ご興味・関心のある方は、ぜひお友達登録をお願いします!

お友達登録はコチラ

\このページをシェアする/

介護のコラムについて介護のコラムでは、MY介護の広場[老人ホームを探す]に掲載している施設情報からの情報と、介護のコラム編集部が集めた情報を元に記事を作成しています。

\お気軽にご相談ください(無料)/

老人ホーム入居相談室

老人ホーム 入居相談室では、ネットやお電話からの老人ホーム・介護施設への資料請求・見学の申込み、施設の選び方などのご相談無料でお応えいたします。

ご相談こちら お電話から相談平日・日曜
10~18時
0120-175-155お電話からも相談・利用無料/平日・日曜10~18時

人気エリアやこだわりたい条件に合わせた施設のご提案も可能です。

練馬区 世田谷区 杉並区 大田区 江戸川区 豊島区 認知症可 看護体制(24時間) 開設後3年以内 二人部屋あり 温泉付き

運営:株式会社パセリ

エリアから老人ホーム・介護施設を探す

種類から老人ホーム・介護施設探す

人気エリアから老人ホーム・介護施設を探す

\お気軽にご相談ください(無料)/

老人ホーム入居相談室

老人ホーム 入居相談室では、ネットやお電話からの老人ホーム・介護施設への資料請求・見学の申込み、施設の選び方などのご相談無料でお応えいたします。

ご相談こちら お電話から相談平日・日曜
10~18時

\お電話から相談/

0120-175-155相談・利用無料/平日・日曜10~18時

人気エリアやこだわりたい条件に合わせた施設のご提案も可能です。

練馬区 世田谷区 杉並区 大田区 江戸川区 豊島区 認知症可 看護体制(24時間) 開設後3年以内 二人部屋あり 温泉付き

運営:株式会社パセリ

介護のコラム注目ワード

介護のおすすめ情報

新着のおすすめ老人ホーム

ページ上部へ

[MY介護の広場 老人ホームを探す]は2014年7月より(株)パセリが運営・管理しています。
コンテンツ・掲載情報に関し、明治安田システム・テクノロジーは責任を負いません。